2016年11月23日

爺ちゃん


言葉が出なくなってきた。
爺ちゃんに、どないや。と聞かれて、何も言えない。あのときもらったメモは、悔しくて捨てようかと思ったけど、あまりに悔しいから財布に入れた。悔しくて何度も読み返した。折れそうな心も、奮い立つほど悔しくて。
あなたはいつも正しい。強引でまっすぐ正しい。そうかもしれん。でも、僕らだって自分の足で見つけたいんや。間違えたとしても。これが正しいと、胸を張って言えることを、見つけたいんやよ。
それを周りで見守ることほど、気疲れすることはないだろうし、ごめん。感謝しとります。