2016年4月1日

4月の珈琲:モカマタリ



4月に入りました。先月はミャンマー共和国の貴重な珈琲「ピン・ウールウィン」でしたが、いかがでしたか。飲んでない?はははは。お茶目な人たちだ。あと1週間くらいならもしかしたら「あるよ」となるかもしれませんよ。個人的には、甘い柔らかい苦味の中で、奥のほうにふんわり潜んでいる酸味の優しさが好きでした。

今月は「モカマタリ」です。モカマタリ、特価でのみたい、新鮮な豆で飲みたい、と待たれていた方もいるんではないですか?いない。ははは。ほんとお茶目な人たちだ。そのうち「ハワイ・コナ」をやる月もあるかもしれないですよ。でももしそんなことになったとしたら、店主がやけくそになっていると思っていてください。触るものみな傷つけるようなナイフのような店主になっているかもしらん。けけけけ。そうゆうときはバナナを与えてください。いえ、与えないでいただきたい。

モカマタリに関わりのあることなんですが、先日お客さんに「サン・イルガチェフェ」を差し入れしていただいて飲みました。ありがたかった。美味しかった。焙煎、したい。焙煎機、欲しい(手焙煎しなさい)。モカらしいクラシカルな味わいと濃厚さに感動しました。そんな珈琲を出すには、人間としての深さが必要なのでしょうね。珈琲の世界にも大先輩がたくさんいます。

ご周知の通り、モカマタリ生産国であるイエメン共和国は情勢が不安定ではあるのですが、だからこそ今「モカマタリ」を、という気持ちもあり、今月はモカマタリに決めました。まずは華やかな香り、柔らかい酸味と深いコク、これらはモカフレーバーと称される中でも最も個性的で極められたものです。昔ながらの段々畑での方法、製法で作られたモカ珈琲の最高級品、モカマタリを、この期間中は550円という特価で、新鮮な豆にしぼり、提供いたします。
期間中にぜひ、ご賞味いただけたらと思います。

今月の珈琲「モカマタリ」・・・550円(税込)
*在るだけで終了いたします。豆の仕入れによって、1日の限定数がありますので、ご了承ください。
いつもありがとうございます。