2016年2月24日

店主の徒然日記

とりあえず歩きたかった。歩き続けてるとそれ以上考えることもできなくなって、これで悪くないと思えるまでになった。あの日歩き続けていた彼の気持ちが今になって少しわかった。ピアノを弾きたい、と弾き続ける彼女の気持ちも、今少しわかる気がした。


明日がくることは当たり前のことではないのかもしれない。そうはわかっていても、こぼれていく1日1日が、積もっていく。もうすぐ僕らのばうむも2周年になる。

歩いていると見える景色がある。それは走っていると見えなかった景色だった。走っていると見える景色も、歩いていては見れなかった。ふと立ち止まれば、立ち止まらければ見えなかったものもある。何をしていても何かの前提となっていることを、手を合わせて感謝してしまうけど、どうなったとしてもこの体じゃ足りないくらい今を生きていこうと思ってしまった。