2015年4月9日

豆の音とともに

目を背けたらあかんことの一つ。
珈琲を残すお客さんがいること。
いろんな理由があるだろう。
ただ、理由は問題ではない。
もっとベストな味を出す努力をしなさいと言われているんだと思う。
お客さんに関節的に尻を叩かれる瞬間。まだまだ未熟なことをわかってはいるけど、しっかり落ち込む。看板娘にも迷惑をかけてる。でも落ち込む作業はなんとなく必要な気もせんでもない。
珈琲は、過酷な環境で育った果実からいただく自然の恵みだから、一杯一杯、精魂込めて淹れられる自分で在りたい。珈琲豆たちよ、どうぞ長らくお付き合いください。



明日は今日よりベストに近くなる。