2014年5月13日

紅茶もサイフォン


紅茶もサイフォンで出してるんですか?とたまに聞かれる。ばうむでは紅茶もサイフォンで一杯ずつ出してます。
私はサイフォンが好きで、湯温や浸漬時間、そして撹拌の長さ、しつこさ、しなやかさによって味がおもしろいほど変化することに魅了されているんだと思う。どんな時でも、その豆や茶葉にとってのベストな味に近づけたい。それがサイフォンでならできるかもしれない。豆や茶葉に足が生えたら、ばうむに自ら来てくれるくらいになりたい。
紅茶は珈琲豆よりも手はかからないが、目がかかるように思う。茶葉が湯の中でしっかり葉を広げて踊れているかを確認し、見守る必要があるように感じる。
浸漬時間は、美味しくなぁれと込める時間だ。紅茶は浸漬が終わり、温度が下がると、ズコンッと気持ちよくぬけるのがたまらない。潔いな、紅茶さん。